心地よく暮らしたい。

1988年3月生まれ。都内で働いています(時短勤務)。夫と3歳児と3人暮らし。ヲタク。読書、手帳術、iHerb、海外ドラマetc

靴洗いいろいろ



前提

いろいろとその時々で話題になり、一週間後はおろか三日後には何の話をしていたのかすっかり忘れてしまうところがインターネットの面白いところ(面白いところ?)だと思う。

先日は、それはもうぼろぼろとしか表現できないような上履きをやっと捨てられる……という話で盛り上がっていた。

別に新年度の区切りじゃないと手放せないわけじゃなかろうよ、とか、色々と思うところがあったが、その投稿をきっかけにいろんな「上履き」や「靴洗い」事情が次々と披露されるなか、最も気になったのは「漂白」云々であった。

…‥漂白?漂白って、布巾とか、白いものをすっかり元通りにするための?上履きって(白いものがほとんどではありますけど)漂白するの?洗うだけじゃなく?……と、頭の中は「???」でいっぱいになった。

 


そんなわけで、じゃあ私はどうしているの?という、靴洗いに使ってるものをぞろぞろと紹介します。

できるだけメーカーサイト貼るので、そのときどきや各自にあった方法でご購入ください。

 


①洗剤 クツピカ

www.kutsupika.com

楽天で見つけて購入。オレンジリモネンできれいにするので、柑橘の匂いがいいかんじ。一生懸命こすらなくても落ちるし、ジェルタイプだからですかね?少量でもしっかり泡立ち、洗えます。

ボトルは「詰替」とのことだけど、このまま使ってます。

 


②ブラシ

www.sanko-ecshop.com

Amazonで購入。毛のブラシじゃないんだよね。マジックテープの固くない方、みたいなかんじ。なのでマジックテープにめちゃくちゃ引っかかる…

洗剤はもちろん、このブラシもいいんだと思う。なにがどういいのかよくわかってないが……

 


③マーナ バケツ(5L ホワイト)

marna.jp

上履きと外履き2足をまとめて洗っている。洗ったり流したりする過程で、2足(15.5)ともこの桶なら入れられる。

汚れ物のつけおき洗いもこれ。蓋ができるからお湯がすぐに冷めないのがいい。蓋を引っ掛けることもできる。意外と便利。

これの前はじゃばらで折りたためる洗面器を使っていたが、じゃばら部分に亀裂が入ってきたので買い替えました。すっきりした見た目もいい。

 

 

そもそも、何を履かせてる?

上履きはイフミー、外履きはアシックスである。

アシックス、銀座の店舗で足のサイズを測ってもらえるサービスがあり(以前は機械でやってたが、機械の故障によりいまは店員さんが測ってくれる)、毎度それで購入している。ファーストシューズからずっとそう。

なお、店員さんがサイズアップの目安(次は○ヶ月後ですかねー)と言ってくれるので、それを目安に買い替えているのだが、ドンズバでその頃になると転びやすくなったりと兆候が出るのでプロはすごい。

保育園靴で一番娘が気に入っていたのは、SUKUSUの1本ベルトのもの。

www.asics-trading.co.jp

 

「べりっ」の部分が大きくて1つなので、ガバッと履いてガバッと止めてすぐ走れる!すぐ走りたいのである!!!

……保育園でも言われましたわ、園庭に出たり散歩に行くときに、スッと履き替えられるのはマストだと…お友だちがみんな出て行ってるのに自分だけモタモタしているのは本人つらいから、と……

 

おわりに

そんなかんじです。なお、我が家の靴箱には生まれてから履いてきた靴がすべて残っています。。。いつ整理するの…………

また今度何か書いて、それで処分しようと思います。

 

人事異動前夜

いまだに動揺が落ち着かない。人事発令から一週間以上が経った。

 

10年弱勤めた部署を離れることになった。間に産休育休あったけど、それだって1年取ってないから、やっぱり体感は10年弱。

契約社員で入って、そこから正社員登用、社員としても最短で昇級してきて、頭一個抜けたグレードまで上げてもらった、だから、やっぱり、すごく……なんだろうな。


この10年、転職サイトをみたことなんて数知れないし「辞めなきゃわからんか!?」と同僚とサイゼでグチったのも昨日のことのよう。辞めたい、辞めたいっていいながら、初めて異動希望出したのがこの前の秋。そこからの半年は忙しかったけど人間関係は最高で、仕事も忙しいけど楽しくて(私がやってることは、オーバークック2みたいなことです)。だから、別にここにもう少しいてもいいな、と思っていた矢先だった。

というか、チームの正社員3名のうち2名が休職になっちゃったから、私なんて絶対異動にならんだろうと思ってたから、遅すぎるお昼から戻ってきて部長に呼ばれた時「え、私なにかやらかした!?」と思った。異動が、と言われても、2名が休職になってるから、補充の話をされると思った。

そのあと、震えながら仕事して。私が退勤してから掲示されるから黙ってて。でも、泣きそうだった。だってなんか、もう、私の仕事ってなんなんだろうと思って。


いまの課長は感覚が通じていて、下期は特に新規プロジェクトに入りながら日常をまわす……という感じだったんだけど、来期はもっとプロジェクトにどっぷり入ってもらう(そのために肩書きも上げることを検討している)と言ってもらえていたんだけどね。これで異動すると、またゼロから始めなきゃいけない。

グレードがあがって、給料あげてきて、それで人事発令で、その説明で言われたのが「ちょっとしんどい1年だったもんね。少しゆっくり働きましょう」「お子さんが小さいうちはね、無理しないほうがいいから」。


課長はそりゃ怒って、「子育て」を理由に勝手に業務負荷を減らすのはハラスメントだよ、と。私は復職の時にもそれやられてるんだけど。またなんだけど。

勝手に私のワークライフバランスを取らないでくれる????なんなんだろうな、ほんとな。

つまりは希望しない異動先にいくことになって、そりゃまぁ仕方ないんだけど、いまやってる仕事とほぼ同じことをするなら、いまのとこに置いてもらったほうが機能するしどうして危機的状況を作り出すんだろうね。まぁ、10年って弊社基準だとあり得ない長さだからなんだけど、でも、この10年で一番、「今じゃない」って思った。

 

泣いてくれて、ため息ついてもらって、そんななかで毎日仕事してる。

私の罪じゃないのに、私が、「迷惑おかけします」「ごめんなさい」って繰り返してる。

でもね、10年前、サイゼでグチってた、同じく10年選手の同僚が同じく謎の人事異動を喰らってて、彼女は子どももいないから、この謎采配はただの自殺行為なのかもな。

 

グレード0と同じことをするのかな?

簡単な仕事で、責任もなく給与だけ貰えるならラッキーだって思う?私は思わない。

積み上がらない時間を過ごしたくない。0と同じ仕事でも構わないから、その先を私に見せてよ。

 

まだ管理職志向/思考がない私の、いまの、やわやわの気持ち。

 


新しい人間関係も、新しい仕事も、めんどくさいな。

私のことをおもしろがって、重宝がってくれてるところにいるのが一番楽だよな。

 

「異動は、一度したらまたやりたいって思うよ。社内に味方が増えるんだからいいよ」と言われたけど。ほんとにそうかな?

異動していった先輩たちからの「この春で」辞することにというメールを見ながら考える。

 

じゃあ次何をしようか?どうしてみようか??

まずはお別れのお菓子を発注して、ご挨拶を考えなきゃいけない。

失敗じゃない

靴下はく前に絵本も読んでくれ、という娘に「暑くなっちゃうからお買い物に行っちゃおうよぅ、頼むよう」というやりとりを経て着いたスーパーの入り口、「電子決済使えないじゃん!!お財布ない!!」と叫ぶ私。

ちょっとだけ風邪っぽい娘と、今日は出社日の夫。お迎えコールに即座に対応できないなーとか、出社時間に間に合うか気にしながら準備するの厳しいなーと思う私。それで、まぁ大事をとって、という形で保育園をお休みをすることに。

娘はうどんとサンドイッチ(山ほどレタスを挟んで食べてくれる)が大好きで、お昼と夜はそれでどうにかしようと思ったのだけど、食パンがないからそれを買いに出かけた先でのことだった。

 

「ごめんねサメちゃん、かか、お財布忘れちゃったから一度おうちに取りに帰っていい?」「いーよー。帰りはだっこして」「うんうん、抱っこで帰ろ。あーごめんね、せっかく急いで準備してくれたのにね。かか、失敗しちゃったね、ごめんね。あーほんとごめんね」「この前とともお財布忘れておかねおろしていたよ」「そうだったね、とともかかも忘れ物多くてごめんね。かかはお金のカードもないんだよ」「そっかー」「ごめんねぇ、ごめんね。あーもう暑いね」「……かかぁ、おさいふ持ってまたスーパーに行けば失敗じゃないよ」「…え?あ、そっか」「そうよ、サメちゃん玄関でくっく履いたまま待ってるよだいじょぶよ」「……うん、ありがとね」「そよ、だいじょぶよー」

 

抱っこしてたから娘の表情はわからなかったけど、私は隠れて涙をぬぐって強くぎゅーっとした。この子の優しさに何度救われるんだろう。

 

娘はたぶん、月齢相当より喋るのが達者だ。テレビを見ていても(大概、ミッキーマウスクラブハウス)あれがこうなってこうしてどうだった、という説明を早くからするようになり、最近では「けけちゃまがかずむお兄さんがとってくれたお花をかいだら元気なくなっちゃって、いなくなっちゃった、心配なの」と眉間に皺寄せてる。

 

娘から向けられたやさしさを、受け止めた手のひらから零れ落とさないようにって思うのだけど、でも記憶ってものがまるで全然信用できないので、とにかくとにかく言葉にして記録してつづっておかないといけない。

 

娘は完璧主義なところがあって(月齢相当かもね)、結構すぐに「失敗しちゃった」っていうんだけど、私はその「失敗した」って言葉にいちいち傷つき、「失敗したっていいし、大体それは全然失敗なんかじゃないんだ」ってしつこく言っちゃうんだけど、もしかしてそれが少しでも伝わっていて、そうやって言ってくれたなら、私が勝手によかれと思ってやっていることが少しでも、ほんの少しでも娘のなかに残って、それが他者へのやさしさという形で発露しているのなら、ただ単に「子どもに優しくされて嬉しい」ということじゃなくて、普段の私の行動に丸をつけてもらったような気に勝手に勝手に勝手になんだけどなって、そういうの含めて心の柔らかいところもかたいところも全部まとめて握りしめられてしまった。

 

帰ってきて、玄関で待っていてくれる娘に「大きな声で何か歌っていて(鍵開けて出て行っちゃわないか心配なの)」と言ったら「ABCでいい?えぇーーーびーーしーーーでぃーーー!!かか、これで聞こえるうーー!!?」って叫んでいて、それもすごいぐっときた。あのね、もうあの頃の「ワンオペ」とは違うよね。

 

夜、寝る前に「もう一回、スーパーに一緒に行ってくれてありがとね」と言ったら「失敗じゃなかったねー」って笑うから、もうほんと、どうしたって泣いてしまう。

2歳の誕生日に。

 

鼻の奥にかすかに残っていた新生児のあの独特の匂いを、もうどう頑張っても思い出せないことに気がついた。

まだ胎動は思い出せるのに、あの匂いはもうどこかに消えてしまった。

 

日々、そんなことばかりである。

安定しない首を持ち上げようともがく様子も、何かにつかまらないと立っていられない不安定さも、まだ声にもなっていないかすかな音も、もう動画のなかにしかない。

 

いま、目の前にいるこの子は、いやいやと激しく首を振り、「初速なぜそこまで出る?」と驚く速さで逃げ、強い意志のもと「かか、いや!!!!」と叫んでる。

 

まぁ、成長だわな、と思わないとやっていられない。

 

子どもに「きらい」と言われると結構ふつうに嫌な気持ちになるんだな、というのは学びだった。

何か気に食わないことがあってそう言うときもあるし、ストレス溜まってこちらの気持ちを試すようにそう言うときもある。

結構ふつうに嫌だけど、とてつもなく好かれているとも感じるので、どうにかやっている。

 

保育園のお迎えのとき、私を見つけてうれしそうな顔で「かか!」と叫んで一直線に走ってきて抱きついてしばらくそのまま抱き合ったり

「かかといっしょにいたいよー」と号泣してしまいにはお風呂に入ってきちゃったり

私が元気ないときにそばにきて「えへへ」って笑ってみせておもちゃを貸してくれたり

「おいしい!」って食べているものを「かか!どーじょ!」とくれたり

 

「親にすがらないと生きていけないからそういうもんでしょ」とか「ホルモンがそうさせるんでしょ」とかどうでもいいんです、とにかく「この子には私が大切なんだな」と私がいまここで感じられていることがすべてて、それがまやかしでもいいんです。

 

ふたりでたくさんふざけて、一旦終わりになって、また思い出して再開したタイミングが一緒でそれがおかしくって笑ったよね、なんてこと、どこにも残ってないけど、どうせ消えていってしまうものなんだけど、私がそのとき感じたしあわせはきっとずっとどこかに残っていると思うし、子どものなかにもそれがどこかに残っていて、しあわせとか愛されてるってことが積もっていって、子どもが少しでも生きやすくなったらいいな、とか思ったりする。

 

全部私の勝手だし

全部私の勝手だってわかってるけど

そんなの、産む前から全部勝手だし

 

だからあなたも好き勝手していいからね、でも頼むからパジャマは着ておくれ、あなたが風邪をひかないためなので。。。

 

これからもできるだけ「そうして欲しいのは親や大人の都合だからなのか、本人のためだからなのか」を問いながら後者についても落とし所さがしながら短いだろう共同生活をやっていこうと思う。

 

2歳、おめでとう。

 

意味も理由もなく呼びかける私に優しく「かか」と呼び返し、ふふふと笑ってくれる。

毎日、幸せを、喜びを、ありがとう。

こんな世の中に産んじゃってごめんなうえに、私めちゃくちゃもらってばっかりでは!?と思うから、とにかくあなたの幸せの、喜びの、ことばかり考えています。

まだ足りないしどうやっても足りないんだけど、できるかぎりのことはしたいって、いつだって思ってるよ(キャパも体力もついてこないけど……)

「そばにいなくても大丈夫だな」と少しずつ感じられるようになった2年。いつか完全に手が離れるときがくるのを、楽しみにしてるよ(寂しくて号泣することもわかってるけど)

 

 

夜中、蹴られて起こされるたび、何度も飛び起きて呼吸を確かめていた頃のことを思い出す。

………胎動だけやたらとはっきり思い出せるのはこのせいなのかもしれない。

 

あなたの人生が笑顔で満ちあふれたものでありますように。

娘の太もも

娘の太ももが文字通り「太め」なのでは?と夫に初めて聞いたのはいつだっただろうか。

 

自分自身に対する、見た目のコンプレックスなんていくらでもある。他人による、あるいは他人が受けたルッキズムへは怒りを覚えるのに、自分に対して湧き上がるそれにうまく対処する方法がまだわからない。自分による、自分に対する、差別。

脚、とりわけ腿が太いのは私にとって外見の中で最も嫌いなところのひとつだ。一番やせっぽっちだったときも、腿だけは驚くほど大きかった。母親はスカートを買ってくれたことがないので、太い脚に合わせてウエストがぶかぶかのズボンを履いていたのをよく覚えている。

女子高生になって、スカートをみんなが折りまくって膝上15センチにしているときも、私は膝丈を死守した。「優等生ぶっている(よく言われた陰口)」だからではなくて、脚の太さをごまかすために過ぎなかった。就活も、学部生の時はタイトスカートだったけど、それがとてもとても辛かったので、修士出るタイミングの就活では、Aラインのものをニッセンで買った。

正直、あきらめているので、運動をしようと思っても「ウエストを細く」「二の腕の振袖をなくしたい」というようなピンポイントの筋トレはするけど、「足痩せ」みたいなのはもう興味もない。これで生きていくしかないんだよな、と思っている。

 

で、冒頭。

娘の太腿が、どうもひとより太いのでは???ということが折に触れて気になるのである。本人がいる前で夫に尋ねてしまうほどに(まじで最低なので、さっきの1回で最後にします)。

「ひとより」といっても、比較対象はオムツのパッケージ写真ぐらいで、履いているレギンスがきついとかそういうことはまったくない。まったくないのだけど、たぶんだけど、たぶんだけどね、やっぱり、ちょっとひとよりたくましいように私には見える。

 

1歳を待たずして歩けるようになった娘は、1歳7ヶ月の現在、道路の歩道はもちろんモールでは大人に混じって歩いている。手をつないでいるこちらがスピードに向ける意識はほとんどなく、方向だけ少し気にしてやればいい。それぐらいハイペースで、そしてご機嫌でよく歩く。

家ではIKEAのプレイマットで作った段差の上り下りをし、ウサギの真似をしてジャンプを連続でし、音楽が流れれば立ち上がりターンを決め、飽きてくると家の中で追いかけっこ。とにかく動くことが好きなようである。

そんなわけだから、脚の筋肉が発達するのは当然なのだけれど(毎晩毎朝の激しいキックで脚力を実感している)、自分の嫌いな部分を娘の中に見てしまい、どうもそれを「取り除いてやりたい」と思ってしまっているのである。

 

自分が苦労したことを、子どもには回避させたいというのは(親のエゴではあるものの)一般的な「親心」の範疇だと思うのだけど、さすがに「子どもの中に自分のコンプレックスを見てどうにかしてやりたいと思う」のはそれを越えていると思う。子どもが気にしたとき、「それが自分自身の価値を毀損するようなものではないこと」を伝え、それでも変えたいと本人が決めたときに応援する、こと、が、「親」なのかな、と。

これから先もきっと娘のなかに、娘のやることに自分のコンプレックスや苦手なことをみるだろう。けれどそのとき、「一線を引く」ことが必要で重要だ。「寛容」でも「受容」でもましてや「許容」なんかではなく。一線を引いたうえでの抱擁しか必要でない。

 

……なんてことを考えた二度目の「母の日」。「母とは」を考え、自省し自戒し自律した昼間でした。

 

 

ミレーナいれたよ、の話(産婦だが帝王切開 & 34歳の記録)

まえがき

長いこと飲んできたピルをやめて、ミレーナを入れてみました。いれてからやっと一週間経った程度ですが、いまのところの状況を書き残しておこうと思います。

お年頃的に気になっている方も多いと思いますが、「痛い」ばかりが先行しているような…私の結論として「そこまで痛くはない」「むしろ、恩恵を得られるかどうかが博打のほうがこわい」ということになりました。

本記事は当然、私の主観に基づいており、私と主治医のやりとりも載せていますがあくまでも「私が聞いた限りにおいて」ですので正確性に欠けています。最後は必ず主治医に相談してね。あと「めちゃくちゃ痛かったんだけど!!」って言われてもどうしようもできないのでそれはほんとすまん。

 

 

きっかけ

ピルを10年近く服用してきて、「なんかもう、病院行って処方してもらうのだるいな?!」というのが最初のきっかけ。産後、退院時にも「ミレーナも考えてみたら?」と言われたのもあり、手元のピルが終わるタイミングで次の半年分を処方してもらうか、それともミレーナにするかを相談したところ、あれよあれよとミレーナを入れる流れになった。

ちょいびびりつつ、「生理2日目だと楽だよ。もしやめようと思ったらシート飲み終わるまえに受診したらいい。いつまでに決めるってしないと、いつまでも決められないよ」と言われ……。どうするかギリギリまで悩んでいたのだけれど、予約の取れない産婦人科、生理2日目にあっさり予約が取れたので、「これはそういうことだな」と思い込むことにしてミレーナをいれることにしました。

 

当日(4/27)のこと

受診の2時間前にロキソニンを飲んでくるように言われていたので、14時に服用(この日は朝から頭痛がひどかったが、タイミング的に寝る前にもう1錠、ロキソニンを飲むようだと思ったので、とりあえず朝はタイレノールにしておいた。あんまりよくないんだろうけど…)

 

16時着。16:50、先生と対面。

事前検査(前回やっておいた)の結果、問題ないためやりましょうとのこと。

痛みやリスクについての説明がなされ、「痛みがあまりに強ければ中止します」宣言。

で、びびるなかあれよあれよと診察台→手術(?)

 

感想としては「子宮頚がんの検診を2タームやったぐらいのかんじ」です。あれぐらいの痛さだけど2回分ぐらいの長さ。産後のみなさんにわかりやすくいうと、内診ぐりぐりのほうが痛いですし、流産のときにやったラミナリアのほうが100万倍痛いです(個人の感想です)

 

当日は生理痛みたいな、いわゆる下腹部痛が少しあった。抗生物質だけ処方されて、痛み止めは市販のやつ飲めとのことだったので、ロキソニン飲んで寝た。

 

翌日

翌朝、起床時は痛みなし。ただ動き始めたらちょっと生理痛(でも初日ぐらいのやつ)があって、しかしそれ以上に頭痛がひどかったので鎮痛剤服用。

午後は痛みなしのため鎮痛剤飲まず。

 

 

その後どうよ?

その後、気圧の関係で痛みを多少感じることはあっても、痛くてうずくまってしまう、みたいなことはなく。一週間以上経過後の現在(5/5)、なんと出血もない……

 

事前検査の際に医者から「これは当たりの子宮」と言われたことがよみがえる。

ミレーナ挿入後、半年とか出血が続いたり、痛みが長引くなど恩恵を感じづらいひと、というのもいるそうな。それに対して私の「子宮」は割とサクッとなじむ?のでは…との意だったのだけど、実際その通りのよう。こわかったのはこれで、痛くても恩恵があれば納得できるけど、いれたもののそこまで恩恵感じない→じゃあ取り出すかっていうとそれもお金かかるっていうね……こればっかりは入れてみるまでわからないから、ここが一番不安でした。ラッキーだったと思います(いまのところは、だけどね…)

 

このあとの経過がどうかにもよるけど、このかんじなら5年後も別にやりますね。費用も保険適用なので1万ちょっとぐらいだったし。検診については、1ヶ月後、3ヶ月後、半年後、のあとは1年後、2年後…と1年ごとに必要になるけど、これはもう子宮頸がん検診と合わせてやっちゃうつもりです。

ちなみに、帝王切開だったのでその点について不安を伝えると、特に心配ないとのこと。術後も「今のたうちまわるぐらい痛くなければ大丈夫ですねー」と軽く終わりました。病院で経過観察とかなし。ま、会計に時間がめちゃくちゃかかる病院なので、そこで待っているうちに平気で30分とか経つんで、それでいいやというかんじなのかもしれませんが……。

 

とりあえずいまのところ、痛みはないです。ただ疲れると少し痛いかな?軽い生理痛みたいなもんです。私としては「いまのところあり!」ですが、しつこいけどみんなも検討の際は必ず主治医と相談してね(主治医いないひとはそこを見つけよう……大変だけど、婦人科検診大事)。

この記事を読んだ方の子宮も「当たり」であることを祈る!(プラシーボの気もするけど)

「いまが一番楽」と言われていた、子どもが低月齢の頃の私へ

低月齢の頃、「いまが一番楽。これからどんどん大変になるから」とよく目にした。

たしかに、日中はよく寝るし、なにかこう……明確に遊ばなきゃいけないってこともなくてプーメリーまわしときゃいいやみたいなところあるし、動き回らないからうつ伏せ寝とか転ぶとかの心配もないし、お腹空いたら母乳かミルクだから離乳食うんぬん考えなくていいし、まぁなにより重くない!!!と、思う。

 

でも、でもさ、あのときのほうがしんどいなって思うことの方が多いのよ。

たしかに、いまは「遊んで!」の欲求が強いけど、絵本読んだりブロック積んで遊んだり、かくれんぼごっこしてみたり。意思疎通もどんどんできるようになって、体もどんどん上手に動かせるようになって、楽しいことがたくさんある。一日に何度も何度も二人で顔を見合わせて笑ってる。

うつ伏せ寝はやっぱり心配だけど、転ぶのはうまくなったし、たくましくなった。ちゃんとマットの上にいるから、多少転んで泣いても「まぁ経験だな!」とこっちも思えるようになった。

離乳食はたしかに大変!!!!考えることもやらなきゃいけないことも山ほどあるし、不安もたくさんあるし。でも、少しずつチャレンジして食べられるものが増えるのはうれしい。「きらい!」ってするのも、自分の意思があるんだなってうれしい。好きな食べ物があって、欲しくて手をブンブンしたり体を乗り出したり、私や夫が作ったものをにこにこして、えへえへ言いながら一生懸命食べてる姿は、母乳やミルクをんくんく飲んでた姿と同じように尊い


低月齢の頃、まだまだ体はつらいし、不安しかないし、「幸せ」は一生懸命探さないと見つけられなかったような気もする。記憶も曖昧だ。大変だったもの。

うちの子はよく寝る方だけど、眠れない夜もたくさんあった。JUNK終わってるからANN0をリアタイしてた。孤独で仕方なかったから、いま喋ってる声が聞きたかった。佐久間さんとバカリが喋ってたなぁ。。。


そんななかで、「いまが一番楽」とか「これからもっと大変になる」なんて聞きたくなかった。たしかにそういう面もあったけど、辛くて苦しくて仕方ないときに、そんなこと言われるとさ、目の前真っ暗になるよねぇ。

 


いま目の前にいる1歳になろうとする子どもを見てそんなことを思った。

不安で苦しかった数ヶ月前の自分へ。

子どもは大きくなり、体も強くなります。

やわやわでこわくて仕方なかったよね。でももう元気にどったんばったんやっています。大丈夫。

寝てるか心配で、何度も飛び起きて胸に手を当てていたよね。いまじゃ一丁前にいびきかくこともあるよ。大丈夫。

自分も夫も子どもも、いろんなことに慣れてきたよ。タスクは山積みで体力はゼロで毎日ヒーヒー言ってるけど、全然大丈夫。こわいことはなにもないよ。


里帰りもせず、行政にも民間にも頼らず、夫と二人、よくがんばりました。

あなたのおかげでいまがあります。ありがとう。

もう少しで1歳だよ。一番大変な低月齢の頃、子どものことも自分のことも夫のことも、よく守り切ってくれました。ありがとう。