心地よく暮らしたい。

1988年3月生まれ。都内で働いています(時短勤務)。夫と3歳児と3人暮らし。ヲタク。読書、手帳術、iHerb、海外ドラマetc

エッセイ的な何か

人事異動前夜

いまだに動揺が落ち着かない。人事発令から一週間以上が経った。 10年弱勤めた部署を離れることになった。間に産休育休あったけど、それだって1年取ってないから、やっぱり体感は10年弱。 契約社員で入って、そこから正社員登用、社員としても最短で昇級して…

失敗じゃない

靴下はく前に絵本も読んでくれ、という娘に「暑くなっちゃうからお買い物に行っちゃおうよぅ、頼むよう」というやりとりを経て着いたスーパーの入り口、「電子決済使えないじゃん!!お財布ない!!」と叫ぶ私。 ちょっとだけ風邪っぽい娘と、今日は出社日の…

2歳の誕生日に。

鼻の奥にかすかに残っていた新生児のあの独特の匂いを、もうどう頑張っても思い出せないことに気がついた。 まだ胎動は思い出せるのに、あの匂いはもうどこかに消えてしまった。 日々、そんなことばかりである。 安定しない首を持ち上げようともがく様子も、…

娘の太もも

娘の太ももが文字通り「太め」なのでは?と夫に初めて聞いたのはいつだっただろうか。 自分自身に対する、見た目のコンプレックスなんていくらでもある。他人による、あるいは他人が受けたルッキズムへは怒りを覚えるのに、自分に対して湧き上がるそれにうま…

「いまが一番楽」と言われていた、子どもが低月齢の頃の私へ

低月齢の頃、「いまが一番楽。これからどんどん大変になるから」とよく目にした。 たしかに、日中はよく寝るし、なにかこう……明確に遊ばなきゃいけないってこともなくてプーメリーまわしときゃいいやみたいなところあるし、動き回らないからうつ伏せ寝とか転…

子へ。まだ腹の中にいる子へ。

※2020年9月に他SNSにて書いた記事を再掲しました。妊娠中、出産3日前に書いた文章。 子へ。 まだ腹の中にいる子へ。 あなたの父の話を書きます。 あなたの父は、あなたについて「気持ちよく暮らして欲しい」という。 これは私に対してもで、彼の愛だというこ…

いつかまた出会える

厄除けのお祓いに行った。打ち鳴らされる太鼓にも動じない4ヶ月(そろそろ)。お宮参りのときもそうだったな。私は後厄の厄祓い、ついでに夫も家内安全で。2年前、前厄の年は散々だった。夫の実家の犬が死に、流産し、あと実母が死んだ。翌年、同い年の同僚と…

厄介さ、あるいは「厄介な方の性」

※2020年5月に他SNSにて書いた記事を加筆修正しました。妊娠中、性別がわかったときのお話。 「前回って性別言ってないよね?聞きますか?」と言われたのが不意打ちすぎて、「え、でも背中側向いてるし、わかんないですよね?」と瞬間、なんとなく逃げようと…