心地よく暮らしたい。

1988年3月生まれ。都内で働いています(時短勤務)。夫と3歳児と3人暮らし。ヲタク。読書、手帳術、iHerb、海外ドラマetc

いつかまた出会える


厄除けのお祓いに行った。

打ち鳴らされる太鼓にも動じない4ヶ月(そろそろ)。お宮参りのときもそうだったな。


私は後厄の厄祓い、ついでに夫も家内安全で。


2年前、前厄の年は散々だった。

夫の実家の犬が死に、流産し、あと実母が死んだ。

翌年、同い年の同僚と新年会をしたとき「厄祓いちゃんとしたほうがいいですよ、1年落ち着いて過ごせるし」と言われ、地元の神社にすぐ予約をとった。2度目の妊娠が、検査薬上は発覚していたから。


それから出産まで毎週のようにお参りに行き、安産祈願、初宮参りそして今日の厄祓いと何度も足を運んでいる。


女の30代はほぼ厄年だ。

そりゃそうだ、体調だけじゃなくいまじゃキャリアでも30代は分かれ目が山ほどあり、選ばなかったルートが無数に広がるお年頃。人生が次の展開にいったりいかなかったり、それがまた思い通りだったり不本意だったり。

激しいアップダウンと身体の変化で心身ともに「厄年だな!!!!!!」と叫びたくなるときが無数にある。


そのうえ、選んだルートの違いが顕著になってズレが大きくなり、女友達との連帯がうまく機能しなくなり、なおさら孤独感が増す。別に結婚したから、子どもを産んだからってシングルに対してマウントとってるわけじゃないのにそう言われてしまったりして(この前、思いっきりマウントとってるマンガが爆散してたけど、ね)


だからね、私、思春期の次に来る「あっちへ行きやすい時期」が30代なんだって思う。ふとした瞬間に、自分でも思いもよらないうちに、引っ張られていってしまう。

思春期の頃にあの感覚を味わったひとのほうが対処の仕方が分かってたりするのかな。どうだろ。べつに比べる必要はないけどね。


寂しくてつらくて、「なんで私たちこんなに違ってしまって、対立させられてしまうんだろう」と悲しかったけど、この別れは、永遠じゃないみたい。

Podcastで『ジェーン・スー堀井美香の「OVER THE SUN」』を聞くと、分岐した私たちが再度あつまって、女子高生だった頃みたいに中身があるんだかないんだかな話で盛り上がって、結局別れたあとはなーーんにも覚えてないんだけど、とにかくすっきりして「あー笑った笑った。楽しかったな!」って感覚だけが残ってる、あのときがまた来るんだな、ということがわかる。


私たち、ちょっと違ってしまって、いま、一緒にいられないけど、でもいつかまた出会って、たくさんたくさん話をしようね。


だからふとあちら側に行きそうなときも、どうにかこうにか踏ん張って、やり過ごしていこう。



女の30代は厄年で、みんな歩くルートが分岐して、自分の人生に忙しくて孤独になるけど

その先でまた出会えたときに、山ほど話せるように、私はこっちルートでたくさん話題つくっておくね。



いまは私のことが憎いかもしれないけど

また愛しあえるといいね